経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構（ＩＰＡ）は、デジタル人材の育成を推進するための実践的な学びの場として、ポータルサイト「マナビＤＸ」を開設した。
これまでデジタルスキルを学ぶ機会が無かった人にも、新たな学習を始めるきっかけが得られるよう学習コンテンツを紹介する。掲載講座は、「入門／基礎」「実践」等のテーマ別に４つに分類し、講座一覧へのリンク、講座情報概要から選択し、講座名称をクリックすると講座情報詳細にリンクする。今後、掲載する講座を経済産業省等で策定した統一基準で整理、充実させる予定。併せてケーススタディ教材を通じて、実践的なＤＸを学べるプログラムや、地域の中小企業等で現場研修を希望する人材から応募を受け付け、マッチングを行う研修プログラムも実施する予定だ。講座の受講申請は4 月1 日から随時行う。
また、全ての社会人向けのデジタルスキル標準として「ＤＸリテラシー標準」が策定された。環境変化に対応するために、働き手一人ひとりが自身の責任で学び続ける重要性が増している。「ＤＸリテラシー標準」は、社会人がもれなくＤＸに参画し、その成果を仕事や生活で役立てるうえで必要となるマインド・スタンスや知識・スキルを示す、学びの指針としていく。
■参考：経済産業省｜デジタル人材育成プラットフォーム「マナビDX」を開設しました！｜
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220329002/20220329002.html
