課題設定型の支援の重要性増す 伴走支援在り方検討会が報告書

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中小企業庁の「伴走支援の在り方検討会」が、5回にわたる議論を取りまとめた報告書を公表した。

検討会は昨年10月に発足、(1)あるべき中小企業伴走支援の姿を「経営力再構築伴走支援モデル」として整理し、併せて(2)本モデルを普及させるための方策についてもまとめた。議論の中で、中小企業・小規模事業者に対する第三者の支援について、従来の伴走支援は、補助金など政府等の支援ツールを届ける課題「解決」型に力点が置かれてきた傾向がある。不確実性の時代は「経営力そのもの」が問われるため、そもそも何を課題として認識・把握するかという課題「設定」型の伴走支援の重要性が増す―という認識で一致。「支援モデル」はそうした認識に対応するためのもの。

概要は(1)「対話」を重視した支援モデル=経営者との対話を通しての信頼の醸成、経営者にとっての本質的堀り下げが重要。これが経営者の「腹落ち」につながり、内発的動機づけが得られる。(2)支援モデルの3要素=1:支援にあたっては対話と傾聴が基本的な姿勢。2:経営者の「自走化」のための内発的動機づけを行い、潜在力を引き出す。3:具体的な支援手法は自由で多様だが、相手の状況や局面によって使い分ける。実践にあたっての支援人材育成の必要性も提唱した。

■参考:経済産業省中小企業庁|「伴走支援の在り方検討会」の報告書を取りまとめました|

https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220315002/20220315002.html