厚生労働省では、次世代育成支援対策推進法に基づいて一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し一定の基準を満たした場合、企業の申請に基づき子育てサポート企業としての認定(くるみん認定)を行っている。
認定を受けた企業は、くるみんマークを利用することができるため、体外的なアピールが可能となる。同省では同法施行規則を改正し、4月1日から新たな認定制度「トライくるみん」を創設し、あわせて不妊治療と仕事の両立に取り組む企業を認定する「プラス」制度も新設する。
具体的には、くるみん認定基準が男性の育児休業等取得率10%以上などとなる。また、10%には満たないものの7%以上であることなどを満たした場合は「トライくるみん」として認定される。男性の育児休業等取得率が30%以上であることなどを満たしている企業は「プラチナくるみん」認定を受けることができる。各くるみん認定企業が不妊治療と仕事の両立に取り組む企業として認定されると、それぞれに「プラス」認定が追加されることになる。各くるみん認定にそれぞれプラスの付加が可能となり、6つのカテゴリーが誕生する。名刺や自社サイトで使用が可能となり、アピール効果がありそうだ。
■参考:厚生労働省|くるみんマーク・プラチナくるみんマークマーク・トライくるみんマークについて|
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/kurumin/index.html