日本商工会議所はホームページ上に中小企業の知的財産支援施策を集約した「知財支援プラットフォーム」を開設した。
同サイトでは中小企業の知的財産支援施策を「創造(生む)」「活用(育てる)」「保護(守る)」の3つのカテゴリに分けて案内している。「創造(生む)」は、知的財産の概要や取得手続き、経営者向けのコラム等のコンテンツを紹介する、いわば入門編。「自社の技術・ノウハウをもっとビジネスに活かしたい」「知的財産を活用したいけれども、具体的に何から取り組めば良いか分からない」場合には、まず一度、支援機関での相談を勧める。
「活用(育てる)」は、「知的財産は自社には関係ない」「興味はあるけれど、特許等を取得するような技術はない」という方に対し、まずは是非、事例を検索するよう推奨。事例を通じて「自社でも同じようなことができそうだ」という新たな発見があるかもしれないと注意喚起する。
「保護(守る)」は、「権利化することになったけど、何か使える補助金等はないかな」「海外でも権利を取得したいけれども、金銭的な負担が大きい」という方に向けて、国や民間で実施している補助金・助成金等についてまとめてある。「希望する場合には、国や民間の機関で知的財産を専門とした支援が行われていると案内している。
■参考:日本商工会議所|中小企業の知的財産支援施策を集約した「知財支援プラットフォーム」を新設しました|
https://www.jcci.or.jp/news/2022/0301105758.html