財務省広報誌「ファイナンス」12月号では、確定申告について「自宅からのe-Taxがスタンダードに!」を表題に、令和4年1月から機能が追加されるスマホやマイナンバーカードを利用した確定申告について特集している。
今年1月からマイナポータルを通じて各種控除証明書等の電子公布を受け、自動入力できるようになっているが、令和4年からこの対象が、ふるさと納税、医療費、地震保険にも拡大される。株式の特定口座、住宅ローン、生命保険料等の電子公布は昨年度から対象となっていたが、それらに追加されることになる。
また、確定申告書等作成コーナーを利用すれば、スマホのカメラで源泉徴収票を読み取ることが可能になり、今までの手動で入力よりも格段に時間短縮できる見込み。更に、令和4年1月からは、スマートフォンにインストールした「マイナポータルアプリ」でパソコンに表示された2次元バーコードを読み込むことで、スマートフォンとパソコンの連携が可能となる。(現状パソコンでのe-Tax利用はマイナンバーカードの読取のためのICカードリーダライタが必要)。年末調整についても、マイナポータル連携で可能となる一連の手続きの電子化が紹介されている。
■参考:財務省|『ファイナンス(12月号)』・令和4年1月からスマホやマイナンバーカードを利用した確定申告がさらに便利に!!|
https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/202112/202112c.pdf