資源エネルギー庁はホームページに『「知財」で見る、世界の脱炭素技術』を掲載、世界と比較した日本の脱炭素関連技術における知財競争力について紹介した。
21年版「エネルギー白書」が試みた14の重要分野についての米中韓台英独仏の主要7カ国・地域との比較に基づく。日本の首位は次の4分野。【水素産業】自動車メーカー3社による燃料電池自動車関連の特許が牽引し抜きんでて首位。2位中、3位米。【自動車・蓄電池産業】自動車メーカー3社が牽引し、他国を引き離して首位。2位中、3位米。【半導体・情報通信産業】パワー半導体などの分野が牽引し首位。特許出願人の上位50社中、19社が日本企業。2位米、3位中。【食料・農林水産業】農産品の技術というより、省エネ化などを進める日本の農機具メーカーの特許が強いため。
日本の2位は次の2分野。【洋上風力産業】中国が日米を大きく離し首位。3位米。【住宅・建築物/次世代型太陽光】中国が首位。3位米。日本の3位は次の4分野。【燃料アンモニア産業】首位米、2位中。【船舶産業】韓国が高い知財競争力を持つ分野。2位米。【ライフスタイル関連産業】中国が首位、2位米。【カーボンリサイクル産業】中米に次ぐ。その他【物流・人流・土木インフラ産業】中国が首位。日は4位。
■参考:資源エネルギー庁|「知財」で見る、世界の脱炭素技術(前編/後編)|
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/chizai_01.html
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/chizai_02.html