経済産業省が「ふるさとCo-LEADプログラム」を実施する。高度デジタル人材が地方の中小企業等のデジタル化を支援する仕組みを構築し、地域におけるデジタル技術の活用を加速させる。
同省は昨年度、高度デジタル人材チームを地方(札幌・長岡両市)に派遣し、現地視察、関係者へのヒアリングといったフィールドワークを実施した。今回のプログラムはその続き。主な事業内容は
(1)地域中小企業と高度デジタル人材の出会いの場・関係構築の場の創出▽ミートアップイベント=全国105地域に存在する地方版IoT推進ラボの中から3地域と高度デジタル人材(15名程度)を募集、選定された推進ラボ側から地域の魅力や地域産業の課題、デジタル化に意欲的な地域中小企業等の紹介、フィールドワークツアーの案等を提示。高度デジタル人材からは自身のスキル等を自己PRするセッションを設ける▽フィールドワークツアー=ミートアップイベントでマッチングした推進ラボと高度デジタル人材で2泊3日程度のフィールドワークツアーを実施
(2)高度デジタル人材支援の下、地域中小企業の新たなビジネスモデル案の作成=地域中小企業がデジタル技術を活用した新たなビジネスモデル案を作成(3)高度デジタル人材の実績等の見える化。
■参考:経済産業省|高度デジタル人材による地域中小企業デジタル化を支援する仕組みを構築する「ふるさとCo-LEADプログラム」を実施します|
https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210727002/20210727002.html