成果が上がる仕事をする為には、日頃どんな手段が必要か。その一つとして、集中して仕事に取り組む大切さを痛感する。
その手段は人により様々と考えるが、筆者が心掛けている事は、（１）必ずメモを取りながら活動する（２）優先順位を決めて働く（３）事前の準備を十分に行う、等である。
第一に、メモは会話中（電話中）に限らず、読書・会議等の時に行う。メモは集中力と関係なさそうであるが、入力した情報を直ちに文字化する事によって、頭の中を整理したり、記憶を定着させたりする事に効果がある。会話中、相手もメモを取っていれば、より真剣に会話に集中するだろう。第二に、優先順位を決めて働く事によって、重要度や緊急度の高い仕事に集中出来る。仕事の優先順位は、遅くても前日までに決めておく習慣が大切だ。なお、一般に午前中の方が集中力は高いそうだ。第三に、仕事の種類にもよるが、個別営業・研修会・会議・イベント等は、事前の準備を十分にする事によって集中力が高まる。結果、思わぬミスを防いだり、精神的なストレスを減らしたりする事が出来る。
集中力は持続性が難しい。しかし、メモを取ったり、優先順位を決めて働いたりすれば、一定割合の時間は集中出来るであろう。集中力は工夫によって高める事が可能だ。
