停滞するハローワークの手続き 失業者急増の影響か

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コロナウイルス感染症拡大の影響により、失業者が急増している。厚生労働省はハローワークなどを通じた調査から、解雇や雇い止めなどによる失業者数は、見込みも含めると全国で6万人を超えたと発表した。

これはハローワークなどで把握できた人数であり、雇用保険の被保険者でない者などを含めるとさらに多いことが予想される。失業者の増加による影響か、ハローワークでの手続きが停滞している。地域や管轄にもよるが、東京では管内に繁華街を抱えるハローワークなどで従来通りの処理日程では手続きが終わらないケースが続出している。離職票発行は最優先されているためか、従来通り、もしくはそれに近い日程で手続きが完了するが、育児休業給付や高年齢継続給付の初回申請、資格取得手続きなどは二ヶ月以上かかることも稀ではない。育児休業給付は取得者が仕事をしておらず、報酬を得ていないことが多いため、早めの給付が望まれる。

そのため、休業取得者から給付が遅いというクレームが実務担当者に寄せられることも少なくない。手続停滞状況は当面継続することが予想される。実務担当者は休業取得者に対して状況を説明し、給付までの見込み日程の案内をするなどしてトラブル防止を心がける必要があるだろう。