正規従業員、3期連続の増加 4~6月期労働力調査―総務省

LINEで送る
[`yahoo` not found]

総務省が公表した労働力調査2年4~6月期平均によると、役員を除く雇用者5,579万人のうち、正規の職員・従業員は3,543万人で、前年同期に比べ30万人増加した。3期連続の増加。

一方、非正規の職員・従業員は2,036万人で同88万人減少した。2期連続の減少。非正規の職員・従業員の割合は36.5%で、2期連続で低下した。非正規の職員・従業員について現職の雇用形態についた主な理由を男女別にみると、男女ともに「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最も多かったが、前年同期に比べ男性は177万人で3万人、女性は405万人で12万人、ともに減少した。

「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした男性は107万人で10万人減。「家計の補助・学費等を得たいから」とした女性は322万人で28万人増。失業者は214万人で同24万人増加した。失業期間が「3カ月未満」の者が93万人で10万人増、「1年以上」の者が55万人で4万人増。

非労働力人口は4,204万人で同46万人の増加。うち就業希望者は304万人で31万人減。求職活動をしていない主な理由では「適当な仕事がありそうにない」とした者が109万人で11万人増。非労働力人口のうち潜在労働力人口は52万人で12万人増だった。

■参考:総務省|労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)4~6月期平均|

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei04_01000189.html