厚生労働省は働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備を推進するため、男性の育児と仕事の両立を積極的に促進する企業を表彰する取組みを行っている。
今年も育児を積極的に行う男性=「イクメン」と、部下の育児と仕事の両立を支援する管理職=「イクボス」の募集を開始した。
イクメン企業アワードは今年で8回目となる。男性従業員の育児と仕事の両立を積極的に促進し、業務改善を図る企業を表彰するもので、昨年度は4社が選出されている。応募要件は直近1年間(平成31年4月~令和2年3月)の男性従業員の育児休業取得率が全国平均の6.16%を超えていること、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を策定し、都道府県労働局へ届け出ていること等が応募の条件だ。
イクボスアワードは部下が育児と仕事を両立できるよう配慮したり、育休取得や短時間勤務等を行っても業務を滞りなく進めるために業務効率を上げ、自らも仕事と生活を充実させている管理職(男女問わず)を所属する企業・団体が推薦する。
なお、今年度はイクメン企業アワード、イクボスアワードともに新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた取組みも審査項目に追加されている。
■参考:厚生労働省|「イクメン企業アワード2020」・「イクボスアワード2020」の募集を開始|
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11631.html