帝国データバンクが発表した「2019年の全国社長の出身大学分析」結果によると、社長の出身大学上位30校では、日大が2万741人で最多だった。
次いで、慶大(1万669人)、早大(1万84人)、明大(8697人)、中大(7528人)となっている。東大(2627人)は前年より一つ上げ19位、京大(1820人)は前年と同じ29位だった。同社は6月時点の企業データベースの社長出身大学データを抽出、約27万4000人の出身大学をランキング形式で集計した。
上場企業社長の出身大学では、慶大が264人で最も多かった。以下、早大(187人)、東大(175人)、京大(80人)、日大(77人)、中大(66人)、明大(66)などが続いている。国立大では、上位30校の中には一橋大、大阪大、神戸大、九州大、東北大なども入っている。社長の出身大学を年商規模別に見ると、「10億円未満」「10億~50億円未満」では日大が最多となった。一方、年商50億円以上ではすべて慶大がトップだった。社長の年代別に見ると、「40歳未満」では慶大が最も多かった。「40代以上」では日大が最多だった。社長の出身大学を就任経緯別に見ると、「外部招へい」では慶大、「出向」では早大が最多となった。
■参考:帝国データバンク|全国社長出身大学分析(2019年)|
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190706.html