「攻めのIT経営百選」を募集 中小企業が対象―経産省

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経済産業省は「『攻めのIT経営』中小企業100選」を創設することになり、20日から募集を開始した。締め切りは12月25日。 同省は、経済の基盤を支える中小企業が「稼ぐ力」を高め、日本経済を持続的、安定的に成長させていくには、中小企業が自らの財務状況の現状を適切に把握し、自社の進むべき方向性を明確にした上で、経営革新を行うことが重要。それにはITの活用が不可欠との認識の下、19年から25年まで「中小企業IT経営力大賞」を実施してきた。26年度からは、「既存ビジネスの強化による利益の拡大」や「新事業への進出による新たな価値の創出」を目指した“攻めの分野”でのITの利・活用に焦点を当てた100選を行うことにした。成果を実現している中小企業を評価し、今後3年間をめどに100社を選定する。27年1月上旬~2月下旬に書類・現地審査を行い、3月上旬に最終審査。4月ごろに結果を公表する予定。

米国などで高い収益を上げている企業は、ITの活用による企業の製品・サービス開発強化やビジネスモデル変革を通じて、新たな価値の創出やそれを通じた競争力の強化を目指す、いわゆる「攻めのIT投資」を積極的に行っている、としている。

■参考:経済産業省|「『攻めのIT経営』中小企業百選」を募集します!|

http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141120003/20141120003.html