テレワーク月間に推進イベント 働き方改革の中で重要性高まる

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厚生労働省は平成30年度「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰(輝くテレワーク賞)の受賞者を決定、公表した。この賞はテレワーク(パソコンやインターネットといった情報通信技術(ICT)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方)を活用し、労働者のワーク・ライフ・バランスの実現に顕著な成果を上げた企業や団体、個人に授与されるもので今年で4回目の表彰となる。今年度の受賞者は優秀賞が1社、特別奨励賞が3社、個人賞が2人となった。

優秀賞を受賞した企業では、テレワークの運用にあたって次々とルールを緩和したり、軽量パソコンの導入やモバイル勤務履歴の開示など、受け入れる基盤の整備、社内の風土の醸成も行い続けてきた。全社の平均総実労働時間は着実に減少、社外からのアクセス数を見ても台風や大雪の日などには顕著のその効果が発揮されている。11月は「テレワーク月間」として総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省と産業界、学識者等で構成される「テレワーク推進フォーラム」が普及活動を行ってきた。今回の表彰式も「『働く、が変わる』テレワークイベント」の一環として実施される。政府はテレワークを推進することで、今後不足することが予想される労働力人口を補いたい考えだ。民間企業でもテレワーク導入がさらに進むことが予想される。