国土交通省は、30年度当初予算案にサービス付き高齢者向け住宅整備事業と住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修事業等が盛り込まれたのを受けて、20日から全国11カ所で順次、主に事業者等を対象にその内容や変更点について説明会を開催する。
日程等次の通り。20日=東京▽22日=神戸▽23日=熊本▽27日=名古屋▽3月2日=仙台▽同6日=広島▽7日=高松▽9日=沖縄▽12日=金沢▽14日=新潟▽16日=札幌。いずれも午後2時~4時半。第1部がサ高住事業の事業内容、第2部が住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修事業の事業内容で、入れ替え制。講師は同省担当官など。参加費は無料。
当初予算案に計上したのは、スマートウェルネス住宅等推進事業として括った305億円。サ高住事業はその大本。ポイントは新築による整備から改修による整備に、併設施設の新築への支援を地域交流施設等に、それぞれ重点を移し、既存物件も含む運営情報の提供を補助要件とすることにある。改修の場合、補助限度額を1戸当たり180万円(現行150万円)に引き上げ、調査設計計画費用を補助対象に追加する。新築の場合、床面積30平方メートル以上については、住棟の全住戸数の2割を補助金の上限135万円を適用する。
■参考:厚生労働省|「サービス付き高齢者向け住宅整備事業」及び「住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修事業」等について国土交通省担当官等より説明します|
http://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000183.html