さる11月6日(月)10:30~12:00、(株)キャピトル・ストラテジー・コンサルティング研修室(東京・麹町)にて、JPBM会員集中研修「専門家による中小企業M&Aの実務」が開催されました。現在、中小企業のM&Aマーケットで、小規模ディールを手掛ける民間仲介業者は少数で、プレイヤーが圧倒的に不足している状況です。小規模ディール(年商3億円以下の企業)として325万社が想定され、税理士・会計士等の顧問先マッチングに大きな潜在的ニーズとビジネスチャンスがあります。
講師の渡邊芳樹公認会計士・税理士は、豊富な取扱い事例をもとに、専門家の連携を強調。親族内承継における経営革新の必然性とM&A利用や、MBOと比較したM&Aの優位性、大規模会社がまずは第三者割当増資で株式を保有し人材投入する手法、事業譲渡の具体的事例とM&Aとの比較、後半では事例紹介において、踏み込んだ契約書関係(なんと16様式)の紹介が行われました。
次回2回目は11月16日(木)開催、さらに具体的な実務解説をしながら、今後会員間で進めるスキームの共通認識を図り、案件対応の基礎を固めます。今後の取組みの入り口となる研修ですので、是非多くの会員のご利用を募ります。
■参考:JPBM|会員集中研修「専門家による中小企業M&Aの実務|
http://www.jpbm.or.jp/whatsnew/honbu/file/file448.pdf