日本政策金融公庫は8月23、24の両日、東京ビッグサイトで第12回「アグリフードEXPO東京 2017」を開催した。出展者が同公庫に提出したアンケート結果に基づくと、商談件数は前回(東京2016)比20%以上増加、商談引き合い件数は過去最多の7,600件に上った。
アグリフードEXPOは、国産農産物をテーマとした全国規模の展示商談会。今回も全国の農業者、食品製造業者、6次化支援技術を提供する事業者が出展した。
出展者数は703先と、前回の681先を22件上回ったが、入場者数は1万3,247人にとどまり、前回の1万4,410人に1,163人(8%)及ばなかった。ただ、商談件数は4万4,689件で、前回の3万6,728件を7,961件(21.6%)上回り、商談引き合い件数も7,600件と、前回の7,004件を596件上回った。商談引き合い件数は、商談会終了後も継続して商談を行う予定の件数。
今回は「腰を落ち着けて商談がしたい」という要望を受けて「ビジネスラウンジ」と銘打った専用スペースを新設。同ラウンジではこれまでにも増して活発な商談が行われたという。開会式には齋藤健農水産相が臨席。会場内を視察するとともに、出展者を激励した。
■参考:日本政策金融公庫|第12回「アグリフードEXPO東京 2017」~過去最多の 商談引合件数 を記録 ~|
https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_170829a.pdf