第10回民事信託検討会が開催されます。先般、「民事信託ケーススタディ実務ポイント」をテーマに行われた特別研修も、各拠点のJシェア参加を含め約90名の会員・職員の皆さまが、強い興味を持ってご参加されました。
今までの検討会の意見交換から民事信託の活用メリットをまとめると、(1)高齢で健康不安を抱える不動産オーナーと親族受託者の存在がしっかりしているケース(2)信託によって財産を分離する手法を活かすケース(※自社株の「経営権」「財産権」や、収益受益権・元本受益権に分離処理する等)(3)遺言ではカバー出来ない、受益者連続型信託や一個飛ばし等を設定するケース、が挙げられます。検討会では引き続き検討事案をベースに、民事信託の実務支援スキームを意見交換していきます。
開催概要は以下の通りです。【日時】平成29年2月3日(金)15:00~17:00【会場】三井住友信託銀行本店会議室(東京都千代田区丸の内1丁目4番1号)【主なテーマ】○債権者対応・公証人対応から見える民事信託の論点整理○共有物件(駅前商業施設)における民事信託活用の報告・検討○民事信託の決め手の整理、業務化促進についての検討○(予定)商事信託と民事信託の比較。是非ご活用ください。
■参考:(株)JPBM|「第10回民事信託検討会」開催のご案内|
http://www.jpbm.or.jp/whatsnew/honbu/file/file394.pdf