金融庁が集計したファンド(投資信託、投資法人および集団投資スキーム)モニタリング調査によると、27年4月から28年3月までに販売(新規の募集、私募、募集の取り扱いおよび私募の取り扱い)された国内投資信託の本数は2万8,324本、販売額合計は99兆6,516億円だった。28年3月末時点で運用されている国内投資信託の本数は1万2,096本、運用財産額合計は218兆9,692億円。
運用財産額においての投資対象地域は、「グローバル」が40%、「日本」が39%、「北米」13%、以下「欧州」「オセアニア」「アジア」となっている。一方、国内投資法人の販売本数は80本、販売額合計は5,236億円。28年3月末時点で運用されている国内投資法人の本数は71本、運用財産額合計は16兆4,993億円となった。
また、集団投資スキームの販売本数は4,137本、販売額合計は2兆3,470億円で、販売額1億円未満のファンドが約8割を占めた。商品分類別では「不動産ファンド」が販売額全体の約45%(345本、1兆548億円)だった。
外国投資信託および外国投資法人の販売本数は973本(うち外国投資信託907本、外国投資法人68本)、販売額合計は4兆3,381億円となった。
■参考:金融庁|ファンドモニタリング調査の集計結果について|
http://www.fsa.go.jp/news/28/syouken/20161109-2.html