6億人市場であるASEANの今後の経済発展を占う際、ボリュームゾーンもしくは次の中間層となりうるネクスト・ボリュームゾーンと呼ばれる中・低所得者層が注目される。日本企業にとってこれからの市場拡大および、より多くの人々の生活向上につながるボリュームゾーン向けの事業展開には、商品の梱包方法や流通システム、代金回収など、都市部の富裕層向けとはまた異なるノウハウが鍵となる。
本講座は「ASEANボリュームゾーン・ビジネスの可能性」と題して、同市場のビジネスの可能性とアプローチのポイント、そして支援スキームについてインドネシア、ミャンマー、フィリピン、ベトナムの事例を中心に紹介する。開催概要は以下の通り。
【主催】国際機関日本アセアンセンター【日時】11月8日(火)午後2時~4時30分【会場】ASEANホール【対象】ASEANへの自社進出を検討される日本企業【内容】○「新興国ボリュームゾーン市場の可能性」株式会社矢野経済研究所 浅井潤司氏 ○「ASEAN中・低所得向けの食品ビジネス展開事例と情報収集」(一財)食品産業センター 山口隆司氏 ○「国際協力機構(JICA)のASEANにおける民間連携事業」JICA民間連携事業部 青木信彦氏 【参加費】無料【定員】100名