1日平均在院患者数0.5%減 27年の病院報告―厚労省

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厚生労働省がまとめた27年の病院報告(年報)によると、全国の病院の1日平均在院患者数は125万5,404人で、前年と比べ5,777人、0.5%減った。1日平均外来患者数も136万6,693人で、5,421人、0.4%減となった。

1日平均新入院患者数は4万3,171人、1日平均退院患者数は4万3,220人。人口10万対1日平均外来患者数は1,075.2人で、4.5人減。都道府県別にみると、高知県の1,745.0人が最も多く、次いで香川県の1,499.1人。これに対し静岡県の8,33.7人、神奈川県の855.7人などが少ない。病院の平均在院日数は29.1日で、0.8日短くなった。

一方、病院の常勤換算従事者数は、医師が21万4,677.8人で、前年比4,565.4人、2.2%の増加。このうち常勤が17万3,662人で、4,062人、2.4%、非常勤が4万1,015.8人で、503.4人、1.2%、それぞれ増えた。看護師は78万7,404.2人で、1万9,703.4人、2.6%増。

病院の人口10万人に対する常勤換算医師数は168.9人。 最も多いのは高知県の246.0人、次いで徳島県の224.1人。逆に最も少ないのは埼玉県の118.9人。次いで新潟県の134.0人だった。

■参考:厚生労働省|平成27年(2015)医療施設(動態)調査・病院報告の概況・病院報告|

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/15/dl/02_02.pdf