対外投資、昨年1308億ドル 5年連続1000億ドル超

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2015年の日本の対外直接投資は前年比4.1%減の1308億ドルで、前年を下回ったが、11年以降5年連続で1000億ドルを越えたことが日本貿易振興機構(ジェトロ)が発表した16年版世界貿易投資報告で明らかになった。中国向けは同14.6%減の89億ドルで、12年(135億ドル)をピークに減少している。

主要国・地域別では、米国への投資額が449億ドル(前年比7.1%減)で、10年以降6年連続で最大の投資国となった。アジア向けは323億ドル(同25.4%減)で、地域別では米国、欧州(346億ドル)に次いで3番目。アジアの中では東南アジア諸国連合(ASEAN)向けが202億ドルで、3年連続で200億ドル台を維持。中国向けはASEAN向けの2分の1以下となった。対外直接投資全体に占める中国の比率は6.8%で、10年(12.7%)からほぼ半減。

ASEAN向けを国別で見ると、トップはシンガポールで65億ドル、以下、タイ(37億9900万ドル)、インドネシア(35億6000万ドル)、マレーシア(28億3900万ドル)、フィリピン(14億5000万ドル)、ベトナム(13億6000万ドル)の順。マレーシアとフィリピンは増加したがその他の国々は減少した。