経済産業省が支援する「ロボット革命イニシアティブ協議会」は、中堅・中小製造業が簡単に安く使えるIoTツールを募集している。欧米企業を中心にIoTの活用による製造業の新たなビジネスモデルの創出が進んでいく中、日本の中堅・中小製造業は、IoTで何ができ、どのようなデータをどう活用したらいいのか等悩みを抱える。「高度で手の届かない」といった認識から、より簡単に安く使える業務アプリケーションやセンサーモジュール等のツールを着実な活用が望まれる。これまで経済産業省は上記協議会と協力し、製造業全般におけるIoT活用の推進を行ってきたが、それら背景を踏まえ既存ツール等(新規開発も含む)を全国から発掘する取り組みを実施する。
応募・提案されたツール等は、一定の評価基準によって審査委員が審査を行い、「スマートものづくり応援ツール」として選定、推奨ツールとしてRRIのH/Pにて公表する。さらに、全国の中堅・中小製造業中小企業に対して利用の推奨を行うとともに、中小製造業中小企業向けベンダー等がビジネス転用できる情報提供を実施することで、IoTツールの活用を促していく予定。
応募期間は平成28年7月27日(水)~平成28年8月26日(金)。8月下旬から9月中旬を集計・審査にあてる。
■参考:経済産業省|中堅・中小製造業向けIoTツールを募集します! |
http://www.meti.go.jp/press/2016/07/20160727004/20160727004.html