中小企業庁は中小企業・小規模事業者向け支援策の一環として「人材活用支援ハンドブック」をまとめた。支援ハンドブックとしては1月に発行した「輸出支援ハンドブック」に続く第2弾となる。同ハンドブックは「人材を探す」、「職場の魅力を伝える」、「仕事を続けやすい職場をつくる」、「人材を活用する」、「人材を育てる」の5つのカテゴリーを設け、それぞれのカテゴリーで中小企業・小規模事業者の人材活用を応援する支援策を紹介。支援策の窓口と電話番号を掲載し、支援策を詳しく紹介しているサイトのQRコードも付いているので、スマートフォンで簡単にアクセスできる。
「豊富な経験を持つ人材を採用したい」では、各道府県に設置した拠点のプロフェッショナル人材戦略マネージャーが無料で相談に応じ、成長戦略の実現や経営課題の解決に適した人材像を明確化し、民間人材ビジネス事業者につながる手伝いをすると紹介。「経営人材を育てたい」では▽全国9カ所の中小企業大学校で経営者やその後継者候補、経営幹部、管理者向けの授業を実施▽経営戦略、マーケティング戦略、生産管理など様々なコースが用意されている▽研修費用がキャリア形成促進助成金の支給対象となる場合がある―としている。
■参考:中小企業庁|「中小企業人材活用ハンドブック」をまとめました~好評いただいているハンドブックシリーズ第2弾!~|
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2016/160502jinzai.htm