まち・ひと・しごと創生本部は、このほど開催した、「地方創生に関する都道府県・指定都市担当課長説明会」にて、日本版CCRC構想有識者会議「『生涯活躍のまち』構想の報告を行いました。
「生涯活躍のまち」構想とは、東京圏をはじめとする地域の高齢者が、希望に応じ地方や「まちなか」に移り住み、多世代と交流しながら健康でかつ必要に応じた医療・介護を受けることができる地域づくりを目指すもの。国や地方自治体が役割分担しながら、関係事業者への各種支援を推進し、事業主体は、地域交流拠点の設置やコーディネーターの配置等により、サービス提供やコミュニティの運営を実施。「⽣涯活躍のまち」構想に関する事業の具体化に向けた取組の普及・横展開を図るため、今後、内閣官房に「⽣涯活躍のまち⽀援チーム(仮称)」が設置される予定です。今年度には、支援チームが検討の対象とする自治体が選定され、第1回生涯活躍のまち支援チーム(仮称)が設置されます。平成28年度は、地方自治体からのニーズや課題を踏まえ制度等に反映される予定です。
JPBMでは、医業経営部会で推進する地域医療連携推進法人制度への対応とともに、これら日本版CCRC構想も視野にいれながら地域活性化支援を検討します。
■参考:まち・ひと・しごと創生本部|地方創生に関する都道府県・指定都市担当課長説明会 議事次第|
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/tihousousei_setumeikai/h28-01-14.html