会議の議事録を作成するのは、古今東西時間がかかる。かつてのように作成作業を若手社員の教育にあてる例もあるが、作成時間が遅いのは、スピーディな業務処理の障害となるだろう。また、議事録を確認するために回覧する方法は、場合によっては2週間から1ヶ月を要する。スピード社会においては、議事録がタイムリーに作成される必要性があり、改善が求められる。
レジメは、項目名だけより、できるだけ詳細に内容や予測される方向性が記載されている方が分かりやすい。トップの意見でも、方針の説明を口頭で正しく伝えることには限界があり、レジメに的確あるいは詳しく書かれている方が効果は大きい。そうすれば、懸案の議事録を作成するための時間を軽減できる。
レジメをプロジェクターに表示して議事を進める場合には、決定事項をその場で書き込めば、リアルタイムに議事録ができあがる。議事録の作成は、状況を理解している人が作成すると早い。また、白板などに書きこみながら議論した結果は、白板の写真データを議事録代わりとする方法も効率的である。誰でも容易かつ正確に記録できることが、解決策となる。まとめることに手間をかけるのは、無駄が大きい。