今年の全国統一研修会で行われた民事信託事例研修を基点として、改めてJPBMでは信託の実務支援活動を強化しております。今週末に開催される会員の石垣雄一郎税理士による集中講座によって個々の提案力・実践力を養成します。また、多士業専門家や提携企業等の知恵を集結して実務スキーム検討を進める「民事信託検討会」(㈱JPBM主催)を開催します。
第1回では、○活用パターンとして、不動産を所有する高齢者で今後の痴呆症等の懸念から名義を息子等親族に譲りたいといった要請○成年後見制度との関係○受益権のコントロール、受託者の活かし方、契約書作成の方針、第三者委員会的なものの関与によるカバー○委託者の名義移転による拒否反応に対してどう説得するか○相続との関係、利害関係者との関係への配慮、遺言と信託設計との関連等、活発な論議が行われました。
第2回目として、課題・論点を整理しながら、参画企業様とともにさらに踏み込んだスキーム作りに向けての議論を実施します。特に税理士の方々の実務活用に向けたご参画をお待ちします。新たな事務所の業務化に向けて是非ご参画ください。【日時・場所】平成27年11月10日(火)15:00~17:00 三井住友信託銀行本店会議室※参加無料