国土交通省は「地域建設産業活性化支援事業」の一環として「ステップアップ支援」の対象となる案件を公募中だ。「ステップアップ支援」は、中小・中堅建設企業等の担い手確保・育成または生産性向上に関するモデル性の高い取り組みを重点的に支援するもの。締め切りは9月24日。
主な申請要件は、担い手確保・育成または生産性向上に資するモデル性の高い事業に加え、▽平成27年度から起算して、おおむね3年程度の明確な行動計画および目標数値を設定できる事業▽本事業で国土交通省とパートナー協定を締結している機関からの推薦を受ける事業▽支援額と同額以上の経費を自己負担すること。
応募主体は、複数の中小・中堅建設企業または中小・中堅建設関連企業(測量業、建設コンサルタント業、地質調査業)から構成されるグループ(連携体)。
支援額は1案件当たり上限300万円。ただし、具体的な支援額は、支援対象事業の選定後、事業の計画と支援要望額の内容等を精査し決定する。
「地域建設産業活性化支援事業」は、社会資本の整備・維持管理や地域の防災・減災など、地域社会を支える中小・中堅の建設企業および建設関連企業を支援するのが目的。4月13日に開始された。
■参考:国土交通省|「地域建設産業活性化支援事業」におけるステップアップ支援の対象案件を公募します(第2次募集)
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo14_hh_000522.html