くるみんの進化系 プラチナくるみん認定制度

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厚生労働省では、次世代育成支援対策推進法に基づき行動計画を策定した企業のうち、行動計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業に対して、その申請に基づきくるみん認定を行っている。この認定を受けた企業は、自社のホームページや名刺にくるみんマークを使用することができ、子育てサポート企業であることのアピールができるようになる。

また、次世代育成支援に資する一定の資産については割増償却ができるなどの税制面での優遇措置も受けられる。平成27年3月末時点で2138社が認定を受けており、同省のホームページに社名が公表されている。

同省はこの制度をさらに進化させようと、くるみんの進化系、プラチナくるみん認定を開始、現在周知活動を行っている。通常のくるみんではなく、プラチナという名称がつく以上、当然により高い水準の取組みが求められる。たとえば、配偶者が出産した男性労働者の13%以上が育児休業等を取得する、出産した女性労働者が子の1歳誕生日まで継続在職する割合が90%以上などだ。なお、プラチナ認定を受けるとマークにマントと金の王冠がつく。このマントは12色用意されているので、企業カラーに合わせて選択できる。