H27訪日プロモーション方針 地方誘致やシーズン分散等

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観光庁はこのほど、マーケティング戦略本部において、ビジット・ジャパン事業の実施に当たっての基本方針である「平成27年度訪日プロモーション方針」を決定し発表した。ポイントは以下の通り。

(1)地方への誘客促進:外国人旅行者の地方への誘客を図るため、重点的に誘客を図る地域を設定。〈例〉○台湾は、東北、中国、四国地方の魅力を重点的に発信し、地方への誘客を図るとともに、冬の需要を喚起するため、東北地方を中心としたスノーリゾート等のプロモーションを行う○豪州は、北海道や長野に集中しているウィンタースポーツ層を、新潟、東北等にも広げるべく、一層強化する。

(2)訪日シーズンの分散化:訪日時期の分散化を図るため、市場ごとの訪日需要の動向を踏まえ、ターゲットとする時期を設定。〈例〉○シンガポールは、クリスマス休暇や長期の学期末休暇が重なる11月末~12月末に加え、長期の学期末休暇があり、訪日者数が多い5月下旬~6月末をターゲットに、直行便が就航している中部や福岡を起点とした地方へのプロモーションを強化する○ベトナムは、訪日のピーク期である4月、10月に加え、ベトナムの旧正月があり、最大の旅行シーズンである2月についても訪日需要を創出すべく、プロモーションを展開する。

■参考:観光庁|「平成27年度訪日プロモーション方針」を決定しました~ 地方への誘客促進と訪日シーズンの分散化により、新たな訪日シーズンの創出・定着を図ります ~|

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000224.html