中小企業基盤整備機構はこのほど、中小企業省力化投資補助事業の第１回公募について発表した。中小企業等の売上拡大や生産性向上および賃上げ等を後押しするため、ＩｏＴ、ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品の導入に向けた事業費等の経費の一部を補助する。被補助事業者とあらかじめカタログに製品を掲載した販売事業者が共同で申請を行い、補助事業に取り組む形をとる。
例えば中小企業等は、カタログから選んだ販売事業者に本事業の交付申請を行いたい旨を連絡する。打診を受けた販売事業者は、当該中小企業等及びその事業計画が当該事業の要件に合致していることを確認するとともに、両者が共同で交付申請を行うことに同意し、事業計画の策定し、共同申請を行う。カタログの機器カテゴリーとしては、〇清掃ロボット〇配膳ロボット〇自動倉庫〇検品・仕分けシステム〇無人搬送車〇券売機〇自動精算機〇飲料補充ロボット等が挙げられている。
補助上限額は、従業員数５名以下：２００万円、従業員数６〜２０名：５００万円、従業員数２１名以上：１，０００万円（各オプションあり）。補助率は１／２以下となる。申請は６月２５日（火）～７月１９日（金）。交付決定は８月下旬予定。
■参考：（独法）中小企業基盤整備機構｜＜中小企業省力化投資補助事業＞中小企業省力化投資補助事業の第 1 回公募について ｜
https://www.smrj.go.jp/press/2024/rvuad10000000z4h-att/20240607_press02.pdf
