はたらく母子・父子家庭応援 こども家庭庁が表彰へ公募開始

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こども家庭庁は令和5年度「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」の公募を開始した。この表彰は、昨年度まで厚生労働省子ども家庭局が中心となって実施してきたが、今年度からはこども家庭庁が主催している。母子家庭の母や父子家庭の父の自立促進を図るため、ひとり親家庭の親の就業支援に積極的に取り組んでいる企業等を募集、表彰することで、ひとり親家庭の親が働きやすい環境整備などの取組みを促進する意向だ。

ひとり親の場合、家事や育児の負担が大きくなりがちで、就労にも影響が出やすい。ひとり親の就業機会の確保は社会的にも求められている。表彰基準は、ひとり親家庭の親の就業支援に積極的に取り組んでいる企業や団体で、ひとり親家庭の親の就業促進について理解があること、ひとり親家庭の親が継続的に就業可能となっているなど、職場環境が良好であること、ひとり親家庭の親を相当数雇用していることなどだ。

また、母子・父子福祉団体等に相当額の事業の発注を行っている企業も対象となる。昨年度の受賞企業では全従業員に占めるひとり親の割合が6.7%、正社員であるひとり親の割合が5.6%、ひとり親家庭の親の平均勤続年数は7年10ヵ月といずれも高い基準にあった。

■参考:こども家庭庁|令和5年度「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」について|

https://www.cfa.go.jp/press/0400554c-2c32-4333-b678-04ee77cd4d41/