経済同友会は、あらゆる人のスキルをアップデートするリスキリングに取り組むため、国や地方自治体、企業など200以上の参画団体で構成される「日本リスキリングコンソーシアム」(主幹事:グーグル合同会社)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。パートナーシップによる各種プログラムの順次公開や企業の人材マネージメント改革に向けた事例の周知などに取り組み、2024年中には年間20万人のリスキリング支援を目指すとしている。
リスキリングとは、新しい職業に就くため、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するため、必要なスキルを獲得したり、させたりすることを指す。同友会は日本リスキングコンソーシアムの特別推進パートナーとして、日本でリスキリングをより一層加速させることを目的とした施策の共同提供を目指す。
日本を代表する企業や団体で社内向けに作成され、研修などに活用されている実践的なトレーニングの一般公開を推進する。また、女性の経済的自立を推進するカギとされているデジタル人材育成とリスキング、地域におけるデジタルリスキリング推進への支援を重点テーマとし、政府の動きと連動して女性や地方で暮らす人々がいきいきと働ける環境の充実を目指すとしている。
■参考:経済同友会|日本リスキリングコンソーシアムと経済同友会・戦略的パートナーシップ締結、年間20万人のリスキリング支援へ|
https://www.doyukai.or.jp/newsrelease/2023/231031o1.html