生成AI基盤モデル開発支援 10月下旬より企業公募へ

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経済産業省は、生成AIの開発を加速させる観点から、NEDOが10月下旬(予定)から基盤モデル開発企業等を公募する。

AI戦略会議にて取りまとめられた「AIに関する暫定的な論点整理」においては、「可及的速やかに生成AIに関する基盤的な研究力・開発力を国内に醸成することが重要」とされ、加えて「生成AIの技術革新のスピードや予見可能性の低さを踏まえると、従来の政府による開発促進策では対応が難しい」、「市場原理を最大限尊重し、迅速、柔軟かつ集約的にプレイヤーの取組を加速するような支援を」と明記されている。

生成AIの鍵を握るのは基盤モデル開発。様々なサービスを支える個別モデルを生み出すコアの技術基盤であり、日本における生成AIの利用可能性や創出するイノベーションの幅を決めることにもなる。生成AIは黎明期であり、あらかじめ開発すべき基盤モデルや開発体制を特定することは困難であるため、本事業では、アイデアを広く募集した上で、支援対象を絞り込む形で基盤モデルの開発に取り組む予定。

支援方法は計算リソースの提供とその利用料の助成という形で行われる。基盤モデル開発の実施期間(予定)は2024年1月頃から半年間。先だって今秋に事前調査が行われている。

■参考:経済産業省|生成AI基盤モデルの開発に係る事前調査を開始します|

https://www.meti.go.jp/press/2023/09/20230922008/20230922008.html