令和4年度新規発生滞納額 ピーク時の約4割に―国税庁

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国税庁は先般、令和4年度の租税滞納状況を公表した。令和3年度末における滞納残高は8,857億円(前年度比6.9%増)であった。令和4年度の新規発生滞納額は7,196億円(同4.4%減)で、ピークであった平成4年度(1兆8,903億円)の約4割。

一方、整理済額は7,104億円(同2.1%増)となった。滞納発生割合は1.0%で、引き続き低水準が続いている。滞納残高は、前期の滞納残高と新規発生滞納額の計から整理済額を差し引いた額。従って令和4年度末における滞納残高は8,949億円(同1.0%増)で、ピークであった平成10年度(2兆8,149億円)の約3割の水準となった。

国税庁では以下の通り、滞納の未然防止策に取り組んでいる。〇SNSを活用した納期限等の事前周知 〇キャッシュレス納付等、多様な納付手段の提供 〇予納ダイレクトによる納税資金準備の呼びかけ 〇個々の納税者への納付指導、等。滞納の整理促進については、〇各国税局(所)のコールセンターによる電話催促 〇滞納処分免脱罪による告発 〇詐害行為取消訴訟等の積極的な提起 〇租税条約に基づく徴収共助の確実な要請 〇公売の電子化、等を進めており、令和3年度では徴収決定済額の99.8%が4年度末時点で徴収された。

■参考:国税庁|令和4年度租税滞納状況の概要|

https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2023/sozei_taino/pdf/sozei_taino.pdf