IFRS適用企業等は274社 時価総額は増加も適用数は鈍化

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東京証券取引所が7月24日に公表した「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析によれば、IFRS適用済会社(254社)、IFRS適用決定会社(14社)、IFRS適用予定会社(6社)の合計は274社であり、昨年に比べ10社の増加にとどまっていることが分かった(対象は3,807社)。274社の時価総額の合計は400兆円(2023年6月末時点)であり、全体(843兆円)に占める割合は47.3%と2.2%増加した。

また、IFRS適用に関する検討を実施している会社は143社であり、具体的な検討事項の記載で最も多かったのは「マニュアル・指針の整備」の37社であり、次いで「影響度調査・分析」の31社、「情報収集」の27社と続いている。

なお、企業会計審議会が2013年に示した「国際会計基準(IFRS)への対応のあり方に関する当面の方針(当面の方針)」では、IFRSの強制適用の是非については未だ判断すべき状況になく、IFRSの任意適用企業の積み上げが重要とされていた。

しかし、最近では、IFRS任意適用企業の伸び率が鈍化傾向にあることから、現在、同審議会では、「当面の方針」を継続すべきか否かについて検討を行っている。

■参考:日本取引所グループ|「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析について≪2023年3月期決算会社まで≫|

https://www.jpx.co.jp/news/1020/20230724-01.html