高齢者の居住安定確保プラン 改定内容を公表―東京都

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東京都はこのほど、「高齢者の居住安定確保プラン」の改定について公表した。

同プランは、高齢者の居住の安定確保に向けて住宅施策と福祉施策が連携して、総合的・計画的に推進するための基本的方針および施策を示した計画。改定の基本的な考え方は、○長期ビジョンや第6期高齢者保健福祉計画(H27-29)の策定等を踏まえた対応○地域包括ケアの考え方を踏まえた「住まい」の確保を重視○計画期間は平成27年度から32年度、としている。

主な改定内容として、新たな目標を2つ設定している。【目標1:高齢者の多様なニーズを踏まえ、住み慣れた地域で暮らせる住まいの確保】▽特別養護老人ホームを6万人分確保(平成37年度:平成27年3月1日現在42,006人)▽認知症高齢者グループホームを2万人分確保(同:9,425人)▽サービス付き高齢者向け住宅等を2万8千戸確保(同:15,886戸)【目標2:高齢者が安心して日常生活を営むために必要なサービスを提供する体制の整備(在宅サービスの充実・在宅療養の推進、地域包括支援センターの機能強化、生活支援サービスの充実他)】▽施設や住まいの供給促進策▽民間賃貸住宅への入居支援▽高齢者向け住まいの質の確保▽地域で高齢者を支える仕組みの構築等。

■参考:東京都|高齢者の居住安定確保プラン」の改定について|

http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/03/70p3r200.htm