生成AI活用・検討企業6割超 ChatGPTブームが追い風

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帝国データバンクは、生成AI(人工知能)の活用状況に関する企業アンケート調査を実施、その結果を発表した。それによると、生成AIの活用について尋ねたところ、「業務で活用している」と回答した企業の割合は9.1%、「業務での活用を検討」している企業は52.0%で、「生成AIを活用・検討」している企業の割合は61.1%に上った。同調査は2023年6月12日から15日まで、インターネットで実施、有効回答企業数は1380社だった。

生成AIの活用状況について規模別に見ると、「業務で活用している」企業は、大企業が13.1%、中小企業が8.5%、小規模企業が7.7%で、企業規模が大きいほど活用の割合が高い。また、「業務で活用している」企業で、利用に関する社内ルールがある企業を見ると、大企業が3.4%に対して、中小企業は0.9%、小規模企業は0.4%にとどまっている。

「企業が活用したことがある、または活用したい生成AI」については、「文章・コード生成AI(総合型)」が93.1%でトップだった。また、「文章・コード生成AI」を具体的に見ると、ChatGPTが87.9%で最も高く、米グーグル社のBard(27.2%)、米Smartling社のSmartling(4.7%)が続く。

■参考:帝国データバンク|生成AIの活用に関する企業アンケート|

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p230608.html