日本司法書士会連合会は、法制審議会(親子法制)部会が2月にまとめた民法(親子法制)等の改正に関する中間試案について意見書を同省に提出。試案で提起された 懲戒権規定等の見直しから嫡出推定制度の見直しその他まで主要7項目について賛否とその理由を説明した。
第1項目「1.懲戒権に関する規定の見直し」丙案賛成、「2.監護及び教育に関する一般的な規律の見直し」(1)(2)に賛成。第2 嫡出の推定の見直し等「1.嫡出の推定の見直し」①②賛成、③甲案賛成、「2.再婚後の夫の子であるという推定に対する嫡出否認の効果」賛成。第3 女性の再婚禁止期間の見直し、甲案賛成。第4 嫡出否認制度の見直し「1.夫の否認権の見直し」賛成、「2.子及び母の否認権の新設」甲案賛成、「3.再婚後の夫の子と推定される子についての前夫の否認権の新設」(1)①から③賛成、④乙案賛成、⑤賛成、(2)本文賛成、(注4)反対。第5 成年等に達した子の否認権の新設、甲案賛成。第6 父子関係の当事者の一方が死亡した場合の規律の見直し「1.否認権者が死亡した場合の規律」乙案賛成、「2.否認権を行使する父子関係の他方当事者が死亡した場合の規律)」賛成。第7項目「1.嫡出の承認の制度の見直しに関する検討」方策検討に賛成など。
■参考:日本司法書士連合会|民法(親子法制)等の改正に関する中間試案に関する意見書|
https://www.shiho-shoshi.or.jp/association/info_disclosure/opinion/52619/
http://www.moj.go.jp/shingi1/shingi04900001_00053.html