去る4月15日(木)15:00~17:00に開催された「第5回経営データ活用検討会」は、いわゆる経営資源といわれる「人」「モノ」「金」「情報」および「DX」の活用に向けたシステム・ツールの整理と活かし方をテーマに検討されました。
例えば「人」に関してはモニタリングツールにおける“マンパワーの稼働管理”が適用、「モノ」に関しては、上記モニタリングのくくりで、“商品の売上集計”を日付ごとに積み上げ管理するツールが適用、「金(かね)」は各種計画策定・資金管理(中期経営計画策定支援、中長期シミュレーション、資金繰りシミュレーション、M&A簡易企業評価システム等)システム群が適用、「情報」はCSの観点で“顧客情報管理システム”が適用、など。今までの管理ツールを整理し直すことで、企業内の経営資源を再確認、再活用する契機に発展します。
さらに、「DX」として、売上返還システムが例示されました。今後、業種別等によるパッケージ化を進め、その活用が進むことで生産性向上や社員の経営感覚を持った就業意識の醸成等が期待されます。次回は参加事務所からの要望を基に、建設業の業務売上管理システム(売上進行基準等)を使った事例検討を予定しております(5月20日(木))。是非ご活用ください。
■参考:JPBM|第4回・第5回「JPBM経営データ活用検討会」開催結果のご報告|
http://www.jpbm.or.jp/whatsnew/honbu/file/file662.pdf