第21回JPBM民事信託検討会が、12月3日(水)15:00~17:00:三井住友信託銀行本店営業部会議室(調整中)の予定で開催されます。
今回は、前回から引続き空き家問題やお一人様対策等への民事信託活用について更なる検討を重ねるとともに、初めての民事信託関連判例に関する追加情報の確認や、会員の民事信託業務化を推進・サポートする実務ノウハウやツール類について継続検討します。
前回概要としては、不動産アナリストから、不動産業界の今日的問題である高齢となった親の不動産について、親族、買取り業者、解体業者等の動きが紹介されました。関連して会員からは取組み事例の1つとして「実家信託」スキームを説明。議論の中では、スキーム立案にあたっては、事案毎のニーズや個別性にどう対応していくか等、専門家に求められる高い実務力について、更なる検討・研究の必要性が挙げられました。
また、同時期に行われた事業承継研修第4講座「信託だから解決できる事業承継・相続事例」においても、不動産を信託財産とした事例で実務ポイント(金融機関対応、債務取扱い等)を学ぶ講義が行われる等、検討会・研修会といったJPBM事業を通じての民事信託ノウハウの検討・共有が進んでいます。
■参考:JPBM |第21回民事信託検討会開催|
http://www.jpbm.or.jp/whatsnew/honbu/file/file524.pdf