このほど閣議決定された令和６年度補正予算案に、住宅の省エネ化への支援を強化するための補助制度が盛り込まれた。経済産業省、国土交通省及び環境省は、「住宅省エネ２０２４キャンペーン」に引き続き、３省がそれぞれ取り組む高効率給湯器の設置、エコジョーズ等の取替、窓の断熱改修やエコ住宅設備の設置といった省エネリフォーム等を支援する補助制度を、ワンストップで申請できる体制とした。また、国土交通省及び環境省は、省エネ住宅（ＧＸ志向型住宅）の新築や、子育て世帯等による高い省エネ性能を有する住宅の新築を支援する。予定されている予算案は以下の通り。〇高効率給湯器の設置に関する補助金（経産省／令和６年度補正予算案５８０億円）〇既存賃貸集合住宅向けエコジョーズ等取替事業（経産省／同予算案５０億円）〇高断熱窓の設置支援事業（環境省／同予算案１,３５０億円／一戸あたり最大２００万円）〇開口部・躯体等の省エネ改修工事支援事業（国交省、環境省／同予算案４００億円、Ｓタイプ上限６０万円・Ａタイプ上限４０万円）〇その他のリフォーム工事・子育てグリーン住宅支援事業（国交省、環境省／同予算案 ４００億円）〇子育てグリーン新築住宅支援事業(国交省、環境省／同予算案１,８５０億円）
■参考：経済産業省｜住宅の省エネ化の支援強化に関する予算案が閣議決定されました｜
https://www.meti.go.jp/press/2024/11/20241129002/20241129002.html
