Weeklyコラム 好機とはいつか

草花や野菜の種蒔き、除草等にそれぞれ適した時節があるように、商売や投機等にも好機があるものだ。難しいのは、その好機がいつかということである。今こそチャンス到来と思って着手しても、早過ぎたり遅過ぎたりすることがよくある。 続きを読む

即時抗告提起期間の起算日 送達日基準は弁護人か被告人か

刑事訴訟法316条の26第1項に基づく弁護人からの本件証拠開示命令請求を棄却した原々決定の謄本は、主任弁護人には令和6年8月30日に、被告人本人には同年9月3日にそれぞれ送達され、同決定に対して、弁護人から同月5日に即時抗告の申立てがされたことが明らかとしている。 続きを読む

中国が直面する課題・試練等 専門家が多角的に分析レビュー

財務省はこのほど、フィナンシャル・レビュー(第158号)を発表し、中国の習近平体制第Ⅲ期が直面する内憂外患とその対応策を特集した。 続きを読む

高年齢雇用継続給付支給率 ~65歳雇用確保進み制度縮小

令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率が変更される。同給付は60歳到達等時点に比べて賃金が75%未満に低下した状態で働き続ける、60歳以上65歳未満の一定の雇用保険一般被保険者に支給される給付だ。高年齢者の就業意欲を維持・喚起し、65歳までの雇用の継続を援助・促進することを目的に平成7年に設けられた。 続きを読む

日本の伝統工芸、可能性と方向 財務総研が直近の講演公表

財務総合政策研究所は、研究所内講演会で行われた「日本の伝統工芸の可能性と今後の方向性―和食器のサブスクリプションサービス等を通じて―」と題する直近の講演内容を公表した。講演したのは、伝統企業のビジネスプロデュースを手掛ける「株式会社Culture Generation Japan」の堀田卓哉代表取締役。堀田氏は、伝統工芸品市場の現状や将来に向けた戦略、月額制で日本全国の和食器を組み合わせて利用できるサブスクリプションサービス「CRAFTAL」の可能性などについて多くの写真やイラスト、データを用いて解説した。 続きを読む

後発事象の公開草案の修正なし 実務対応基準は開発せず

サステナビリティ基準委員会(SSBJ)は、後発事象に関する取扱いの明確化を図るため、当初、サステナビリティ開示実務対応基準を開発する方針を示していたが、一転して実務対応基準を開発しないこととした。公開草案自体も修正しない。 続きを読む

会計帳簿を故意に仮装隠匿 重加算税の賦課要件を充足

ラーメン店を営む請求人が、故意に売上金額及び必要経費、課税売上高を隠匿したとして受けた所得税及び消費税の重加算税の賦課決定処分に対し、その取消しを求めた事案。審判所は、処分は適法として請求を棄却した。令和6年3月25日裁決。 続きを読む

新聞販売店倒産、年間最多更新 部数減少や人手不足など

東京商工リサーチは「2024年1―10月の新聞販売店の倒産状況」を発表した。それによると、同期間の倒産は40件(前年同期22件)に達した。すでに6月で30件発生し、年間最多だった14年と19年の29件を抜き、8月以降も増勢が続き最多件数を更新している。 続きを読む

ソーシャルビジネス関連融資 今年度総件数約9千5百件

日本政策金融公庫(日本公庫)国民生活事業はこのほど、令和6年度上半期のソーシャルビジネス関連融資(「NPO法人」、「介護・福祉事業者」、「社会的課題の解決を目的とする事業者(高齢者や障がい者の介護・福祉、子育て支援、地域活性化、環境保護など)」向けの融資)実績を発表した。それによると総件数は9,566 件(前年同期比106.4%)、融資額は650億円(同95.9%)となった。 続きを読む