物流MaaSで6事業者を選定 トラックデータ連携―経産省

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経済産業省が物流分野における新しいモビリティサービス(物流MaaS)の実現に向けた活動の一環として行った公募に8事業者が応募、外部有識者などによる審査を経て次の6事業者を選定した。

商用車業界が荷主・運送事業者等と協力し、物流業界の課題解決に貢献する取組を推進していく。【トラックデータ連携の仕組み確立部門】▽豊田通商=複数商用車メーカーのトラックデータを連携する仕組みや標準API仕様を検討。▽アイシン・エィ・ダブリュ=深度センサーにより庫内の荷物量や空きスペースを見える化。配送計画ルート上の積載効率変化も見える化。▽三菱ロジスネクスト=車両と積荷の位置情報等の連携により積載効率向上を図る。保険会社等と連携、運行品質評価モデルを策定・検証。【電動商用車活用・エネルギーマネジメントに係る検証部門】▽ミツバ=軽貨物EVに求められる性能検討、経済性向上のために必要なエネルギーマネジメントやオペレーションのモデル構築。▽東京電力ホールディングス=電動化に向けた課題を洗い出し、経済性検証、効率的な充電方法を検討。▽みちのりホールディングス=エネルギーマネジメントシステムのシミュレーションと技術検証を行い、EVバス導入の地方版モデルの構築を目指す。

■参考:経済産業省|動き出すぞ「物流MaaS」!-トラックデータ連携の仕組み確立に向けて取り組む事業者等を選定-|

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200721003/20200721003.html