自動走行実現に向け報告と方針 ビジネス検討会がまとめる

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国土交通・経済産業両省が合同で設置した自動走行ビジネス検討会は「自動走行の実現に向けた取組報告と方針」バージョン4.0をまとめた。

ポイントは(1)無人自動運転サービスの実現と普及に向けたロードマップ▽早ければ2022年度ごろには廃線跡等の限定空間で遠隔監視のみのサービスが開始▽25年度をメドに40カ所以上にサービス拡大=実現には技術開発のみならず、制度、インフラ、受容性、コストなどさまざまな検討が不可欠。ロードマップを官民にて共有し、実現に向けて取り組んでいく。

(2)自動運転の高度化に向けた実証実験▽政府目標(20年に移動サービスの実現や20年度中の高速道路でのトラック後続無人隊列走行技術の実現等)達成に向けて着実に取組みが進んでいることを確認▽移動サービス=小型カートの長期実証等を受けて認識技術等を向上、中型自動運転バスを開発▽後続無人隊列走行=後続車有人状態で走行範囲を拡大し多様な環境(夜間、トンネル等)で実証。

(3)官民の関係者が連携して取り組む協調領域(10分野)等の取り組み▽地図=18年度に整備が完了した高速道路の高精度地図について随時更新データを整備・提供▽安全性評価=高速道路における日本の交通環境に対応したシナリオを作成―など。

■参考:国土交通省|「自動走行の実現に向けた取組報告と方針」Version4.0を取りまとめました|

https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000339.html