H30事務年度法人税申告事績 総額で9年連続増、過去最高


国税庁は先般、平成30事務年度の法人税等の申告事績を公表した。申告件数は292万9千件(前年度比1.2%増)、申告所得金額の総額は73兆3,865億円(同3.7%増)で9年連続の増加、過去最高を更新した。申告税額の総額は、12兆7,922億円(同2.6%増)となった。

黒字申告件数は101万7千件(同2.8%増)、黒字申告割合は34.7%(同0.5ポイント増)で、いずれも8年連続の上昇。黒字申告1件当たり所得金額は、7,216万円(同0.9%増)であった。申告欠損金額の総額は13兆541億円(同4.8%減)、赤字申告1件当たり欠損金額は683万円(同5.1%減)。地方法人税の税額は、6,787億円(同3.8%増)。

源泉所得税等の税額は19兆1,437億円(同5.5%増)となり、2年連続の増加を見せた。給与所得の税額は11兆2,298億円(同3.5%増)、配当所得では5兆460億円(同18.4%増)であった一方、報酬料金等所得は1兆1,983億円(同2.2%減)、特定口座内保管上場株式等の譲渡所得は3,732億円(同33.1%減)となった。法人税の申告におけるe-Taxの利用件数は226万8千件(同6.6%増)、利用率は84.3%(同4.3ポイント増)となった。

■参考:国税庁|平成30事務年度?法人税等の申告(課税)事績の概要|

https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/hojin_shinkoku/index.htm