東京商工リサーチは熊本地震が発生した14日から19日まで、すべての上場企業を対象に熊本地震の影響を公表したプレスリリースを集計し調査・分析した。東京証券取引所など国内すべての証券取引所に株式上場する企業で熊本地震に関するプレスリリースを出したのは133社。このうち、被災した店舗や工場の「営業・操業停止」が61社、操業や営業再開の「見通しが立たない」が10社、被災が「一部・軽微」にとどまったのが32社、従業員が出勤困難などの「その他」が4社だった。何らかの被害を受けたのは合計107社、構成比で80.5%に上った。