居住権に係る問題点を論議 相続法制検討ワーキングチーム
法務省の相続法制検討ワーキングチームはこのほど第6回会議を開催、短期的な居住権と長期的な居住権に共通の問題点について論議した。事務当局がこのほど公表した議事概要によると、共通の問題点として(1)両者の関係(2)受遺者との関係(3)公租公課等の通常の必要費(4)建物が賃貸物件の場合―などをテーマに話し合い、次に短期的な居住権で(1)期間(2)遺言があった場合(3)占有の喪失―について意見を交換した。長期的な居住権では(1)終身の場合(2)修繕等(3)敷地利用権―などについて論議した。 続きを読む