カテゴリー別アーカイブ: Weeklyコラム

Weeklyコラム 弱みを活用する

自然界では弱いものが滅び、強いものが生き残る。しかし、この自然界の摂理はビジネスにも通用するだろうか。日本において、中小企業(零細企業も含めて)が充実している理由は、その弱みを活用する事に優れているからではなかろうか。 続きを読む

Weeklyコラム 経営者の健康と危機管理

会社の課題は、資金繰り・雇用・顧客開拓・債権管理・事業承継等多種多様にある。中でも、経営者の健康問題は深刻となる場合が多い。特に、中小企業の場合は、経営者の技術や人脈等が企業存続の要件である事が多い為、健康維持が非常に重要となる。 続きを読む

Weeklyコラム 仕事の選び方

近年はほとんどの企業が人手不足に悩んでいる。では、勤めたい人が楽に仕事を見つけられるかと言えば、いつの時代も人は職業選択や就職活動に苦慮する。只、仕事が見つからないと悩んでいる人の中には、仕事の選び方や準備の方針を誤っている場合がある。人が仕事を真剣に選ぶ場合、大きな要素は自己の素質であろう。個性的素質を明確に持っているような人は、比較的容易に仕事を決めるかもしれない。 続きを読む

Weeklyコラム 六十の手習い

勤め人であれば定年、自営者(会社の社長)であれば事業承継の時期が近づいて、今後の人生の過ごし方を考える人が増えている。どんな事柄に取組むかは人により区々である。 続きを読む

Weeklyコラム 詰めを慎重に

吉田兼好の『徒然草』に、こんな場面がある。木登りの名人が人を指図して高い木の先を伐らせた際は何も注意しないで、下りる時にもう軒の高さぐらいになってから注意したという。その理由は、「目が回り、枝が折れそうな高い所では、自分がこわがって大事をとっているから、こちらから何にもいうには及ばない。過ちはもうこれは大丈夫といったようなやさしい気のゆるむ所になってから、きっとするものだ」(古谷義徳『徒然草読本』講談社学術文庫) 続きを読む

Weeklyコラム 大きな課題の優先順位

日常業務の優先順位については、本コラムで数回取り上げた。簡単に復習すれば、重要度や緊急度が高い仕事を優先的に実施すれば、上位数項目の実施のみで全体の80%程の成果が得られるというものである。 続きを読む

Weeklyコラム 見聞して、行動する

研修会の講師をして一番困るのは、第一に話を聞く姿勢を取らない人がいる事、第二に話を聞くが理解を示さない人がいる事である。自分の会社や関与先以外での研修会であれば、話をよく聞いて頂いて、なお且つ内容を理解頂ければ、講師の立場としては一応満足となる。 続きを読む

Weeklyコラム 徳のある経営者

商店街の会長や会社の社長等に、始めて接した時によく経験する事である。「この人は大勢の異なる意見をすべて受け入れて、最後は皆が納得して付いて来る」と。これが人間の徳であると感心してしまう。  続きを読む

Weeklyコラム 終わりが良ければ

易の卦(か)に、「小狐ほとんど済(わた)らんとして、その尾を濡らす」(始めは容易でも終わりが難しいことを言う)とある(高田真治・後藤基巳訳『易経』下巻、岩波文庫)。始めは順調であった事業が、やがて困難な課題を抱えて行き詰ったりする事がある。 続きを読む