コロナ融資後倒産300件突破 5月は単月で最多の41件

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帝国データバンクの調査によると、コロナ融資を受けた後に倒産した「コロナ融資後倒産」が今年5月末までに累計で323件に上ったことが明らかになった。

初めて発生が確認できた2020年7月から約2年で300件を突破。今年5月は月間最多の41件に達した。コロナ融資後倒産は最初の発生から100件まで1年1カ月後を要したが、200件までの到達期間は6カ月と、同倒産の発生ペースが加速している。このペースが続けば、早ければ今年6月にも前年(165件)を上回る見通し。

全体のコロナ融資損失額は推計で197億300万円に上り、負債総額の約1割を占める。実際の融資額が判明した110社の1社当たりのコロナ融資借入額平均は約6100万円。

業種別に見ると、全323件のうち最も多いのは製造業で67件、次いで卸売業で65件。いずれも食品に関連した業種が多いほか、製造業では印刷業、卸売業では衣服卸などのアパレル産業が多かった。以下、建設業(61件)、小売業(60件)、サービス業(42件)などが続く。建設業では、住宅建築など幅広い業種で発生が見られた。小売業では特に飲食店が多く、小売業全体の3割を占めた。サービス業ではパチンコホールなどの娯楽業、旅館・ホテルなどの宿泊業が多い。

■参考:帝国データバンク|「コロナ融資後倒産」動向調査(2022年5月)コロナ融資後倒産が急増、累計300件突破 損失推計200億円~ 5月は単月で最多の41件、前年比倍増が続く ~|

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p220604.html